
2017年10月18日
直立歩行の歴史
SHUNTA PLUS 小林です。
人の進化について、少しお話をさせて頂きたいと思います。
直立姿勢
人は進化し続ける中で、直立歩行を習得することになりました。それにより頭蓋骨の重心は脊椎との連結部である環椎後頭関節開口部に近づくようになりました。また直立姿勢を取れることによって歯並びも変化し、より噛み砕きやすい歯並びへと変化したのです。
二足歩行への変化の中で
腕の使い方に変化が出て来たのである。猿のように腕を上手に使えるようになり、陸上や木の上で過ごせることが可能になった。化石発掘により、オーストラピテクスのような中間の存在があったことが裏付けされている。彼らは直立歩行が可能で、その能力は不完全な二足歩行の身体構造を補っていたと考えられる。その後に二足歩行が登場する!
二足歩行になったことで
四足歩行で使用していた腕が自由になることで、防衛や狩猟、例えば棒を振り回す、石を投げるなどに使えるようになった。
腕の主としての働きとして『歩く』ことに使用しなくなったのです。
直立姿勢と二足歩行の利点は、犠牲も要求した
脊椎にかかる強い荷重は脊椎を摩耗させ、現代人が患う腰痛の原因になった。
二足歩行への進化が会話能力の獲得を可能にしたと言われています
直立して歩くことができた後に会話能力を取得したということです。
人と猿の笑い方の差から説明ができるという。人の笑いは素早い音響の繰り返しでチンパンジーなどはノコギリのような声で笑い、激しい吸気と呼気の連続で成り立っている。肺と声帯とを利用して複雑な発生をすることを四足歩行をしていることによって妨げいるのです。
もともと呼吸のリズムと移動動作には深い関係があった
前足が地面についていた時、肺は空気でいっぱいだった。直立歩行は移動動作に依存しない肺の動きを可能にした。二足歩行は、ゆえに笑いと複雑な会話が可能になる前に生じたに違いないと考えれる。そして笑いと会話は移動に依存しないある発声のリズムの意のままになった。音声言語の起源は少なく見積もって1万年前、多く見積もって10万年前と推定されている。これについて多くの学者の方が見解を示している。
2足歩行への変化でコミュニケーションにも変化が生まれた
より複雑な理解をしあう事ができたのは、自由になった手のおかげである。発声は手振りに従ってなされ、手振りによる意思表示や説明を強めるために行われた。もし四足歩行のままだったら手振りでコミュニケーションを行うのは難しかった。
人の進化は姿勢と動作、直立歩行、コミュニケーション、会話そして文化が互いに関連している事が示している。
生活空間、生活方法は変わると自動的にその新しい状況への適応が起こり、存在するものの変化が起こる。
現在も人は最新の環境へと絶えず変化しようとしてしまっているのです。平均身長の増大、運動不足、体重増加はその例であると言われている。
歩き方からカラダを変えるのコンセプトのもと
SHUNTA PLUSでは歩行改善・歩行矯正を行なっていますが『二足歩行のレベルアップ』が大切だとも考えております。人が進化し二足歩行になったなった理由も考えながらお伝えしていきます!
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